肌の老化現象は加齢じゃなかった!?8割が紫外線という恐怖
「肌の老化現象=8割が紫外線」
怖いですよね〜
あなたは「光老化」という言葉を聞いたことがありますか?
この光老化という言葉、だいぶメジャーになってきましたね。
9/2/19'追記しました
4/13/19'追記しました
この写真を見たことがある人は多いと思いますが、アメリカのトラック運転手として働いていた男性が、左側だけ太陽光を28年間浴び続けた結果です。
このように太陽光を多く浴びることによって皮フが皮フ日射病になってしまい、老化が進んでしまうことを光老化と呼びます。
高須クリニックの高須先生も「ワセリンなんかで少し保湿して、日に当たらないように家でゴロゴロしてるのが一番老けないの」とよくおっしゃってます。
ただずっと家の中だけで暮らすことは不可能なので、やはり紫外線対策が必要になります。
先日テレビで美容皮フ科医の武田りわ先生が「5月の紫外線に注意!なぜ危険?」というテーマでお話をされていました。
夏はもちろんですが、実は5月が一番油断してしまう時期なんだそうです。
基本的なお話しでしたが意外と知らない情報もあったので、まとめておこうと思います。
紫外線の強さ
画像元:気象庁
気象庁のサイトより、地点名と年度を入れると各都道府県のUVインデックスの年間推移グラフを見ることができます。
気になる人はぜひチェックして見てくださいね。
グラフを見ると一目でわかりますが、紫外線は5月から強くなってきます。
ですがまだそんなに暑くないと紫外線量が少ないような気がしてしまい、UVケアをしていない人が多いんだそうです。
ですが5月って8月より紫外線量が多いんです!
また5月は冬の乾燥で弱った肌の備えがまだ十分ではないのに、過ごしやすい季節なので外出の機会が増えることも多いもの。
ですが紫外線量は8月より多いので油断は対敵です。
薄曇りの日でさえ、紫外線量は80%〜90%は降り注いでいます。
そして暑くなってくるとそれにともなって紫外線が気になってUVケアを始める人が多いのですが、圧倒的に日焼け止めクリームの塗布量が少なく、その上汗で流れてしまっているにもかかわらず塗り直しをしない人が多いのだそうです。
耳が痛いです・・・
私も塗り直しなど面倒くさいし、化粧をしていると化粧崩れが気になってしていませんでした。
一応UVカットのBBクリームを使っていますが、今年は日焼け止めスプレーなどで対策したいと思います。
人体に与える影響
<皮膚>
☑️急性/日焼け
☑️慢性/シミ、シワ、たるみ、
皮膚ガン
☑️突然、紫外線アレルギーが
発症(症状/赤み、かゆみ、
腫れ)
私は昔グアムに行った時、突然紫外線アレルギーを発症しました。
それまではなんともなかったのですが、本当に突然発症するんです。
水着でかくれている部分をのぞいて全身真っ赤に腫れて熱が出ました。
もちろんグアムは日本と比にならないくらい紫外線が強いということもありますが、肌の弱い人だったら日本でも十分発症する可能性はあります。
私は一度発症してからは、日本でも強い紫外線を浴びると発疹が出るようになってしまいました。
突然強い紫外線を浴びるのは本当に危険なので気をつけてくださいね。
<目>
☑️角膜炎、白内障など
しかも目は紫外線を吸収し、脳にメラニンを出すよう指令を出します。
また肌のコラーゲンやエラスチンにダメージを与えるように、目の角膜や水晶体、網膜などにも影響し目の老化を早める原因になります。
サングラスは目から入ってくる紫外線を防でくれます。
ただUVカットのレンズがついたものでないと紫外線は防げないので、UVカットのものを選ぶようにしましょう。
最近は「UVクリアサングラス」という、グラスに色がついていないタイプのサングラスも出ていて、サングラスは抵抗があるという人もダテメガネ感覚でかけやすいと思います。
Zoffなどはオプションでレンズを変えられるタイプのものもあります。
Zoffの「UVクリアサングラス」は99.9%紫外線カットのサングラスで、今回調べた中で一番画期的でデザインもレンズも豊富でした。
これで紫外線をふせいでくれるとは驚きです。
画像元:Zoff公式サイト
<免疫力の低下>
紫外線は上から降ってくるだけじゃない!
紫外線は太陽から直接届く直射光、空気中のちりやほこりなどで散乱されて届く散乱光、地表面で反射された反射光の3タイプがあり、全方向から紫外線がおそってきます。
快晴の正午でUV-Bの散乱光は全体の50%〜60%にもなり日かげでも日焼けします。
そして家の中にいても、紫外線は窓ガラスを通過して入ってきます。
そのため最近では、UVカットのガラスや遮断してくれるフィルムもありますよね。
画像元:気象庁
<地表面の状態による反射率>
地表面 | 反射率 |
---|---|
新 雪 | 80% |
砂 浜 | 10〜25% |
水 面 | 10〜20% |
アスファルト | 10% |
草 地 | 10%以下 |
また散乱光の紫外線の強さは、直射光より倍以上も強いといわれています。
画像元:気象庁
長袖は日焼け防止になる?
長袖を着ていた方が当然日焼け防止になりますが、色や素材も大事です。
実際色によって紫外線からガードする力に差があるのです。白よりも黒などの濃い色の方が、紫外線をカットしてくれます。
ただし赤外線も吸収するので、体温があがってしまう可能性があります。
白は紫外線を乱反射させるため、たとえ日傘をさしていたとしても傘の下まで紫外線が届いてしまいます。
また素材は綿とポリエステルなどの混紡素材がおすすめです。
ポリエステルだけだと素材が薄いので、できれば綿との混紡素材で厚みがあるほど日焼け防止になります。
紫外線を防止するにはどうしたらいいの?
外からの紫外線を100%遮断することは無理ですが、対策としては基本的な紫外線対策でいわれている、日焼け止めクリームなどを塗る、帽子、日傘、手袋、アームカバー、サングラスなどで防止するということになります。
そして日焼け止めクリームなどはこまめに塗り直すこと(2〜3時間おきに)が大切です。
帽子や日傘などの小物は、UVカットの製品をえらぶとより紫外線対策になります。
また日傘も裏がUV加工してある日傘がオススメです。
この手の日傘は生地もしっかりしていて小雨ぐらいだったら晴雨兼用で使えるので便利ですよ。
一枚布の日傘だと、日傘の繊維のすき間から入ってくる紫外線もあるので要注意です。
また黒い日傘は紫外線を吸収してくれるので、その分紫外線カットをしてくれますが、赤外線も吸収するのでその分体温があがってしまう可能性があります。
白い日傘は紫外線をはね返してくれて紫外線カットをしてくれますが、地面などからのてり返しの紫外線は防いでくれません。
ということで最近では、紫外線対策にベストな日傘は、外側は白で、内側が黒の日傘といわれています。
そしてここ2〜3年、紫外線は外側からだけでなく内側からも防止ぐという流れがきています。
それは外側のケアだけでは防げない部分があるからです。
肌の日焼けの防止ということはもちろんですが、紫外線は目からも吸収されます。
そして日焼け止めの塗り忘れやUVカットしてある小物類の持ち忘れ、日傘がさせない場所、電車やバスなどで日が当たる場所に座ってしまって動けない時、運転時など内側からもUVケアしてくれるのが、ここ2〜3年出回っている「飲む日焼け止め」です。
飲む日焼け止めは、天然植物・果実由来の成分を使っているので、副作用があるようなことはほとんどない安全なサプリメントです。
海外では80カ国の医療機関でも処方されています。
最近では日本でも皮膚科の先生などが推奨しています。
前出の美容皮膚科医の武田りわ先生もテレビでおすすめされていました。
私はこの「リブランコート」という飲む日焼け止めを飲んでいます。
このサプリは肌を紫外線などのトラブルから守ってくれたり、美容効果が期待される成分もふんだんに配合されていてオススメです。
日焼けしてしまったらやっぱりビタミンC?
UVケアをしていても日焼けをしてしまうこともあります。
そういう時は48時間以内にビタミンAを補給しましょう。
今までは日焼けというとビタミンCでしたが、ビタミンCは美白や保湿のためにいいとされるビタミンなので、日焼け後の美肌のためには効果が期待されます。
対してビタミンAは、肌や粘膜を正常に保つために働いてくれる栄養素です。
紫外線によって傷ついてしまった肌の修復には、ビタミンAが有効といわれています。
ビタミンAは、こまめに補給する必要がある水溶性のビタミンCなどとはちがって、とても取りやすいビタミンです。
ただしサプリで補給する場合は取りすぎに注意してください。
動物性の食品に含まれるビタミンAは脂質性のビタミンなので、過剰摂取になるおそれがあります。
<ビタミンAを含む食品>
レバー、卵黄、牛乳、バター、チーズ、うなぎ、アンコウやあゆなどの肝、緑黄色野菜全般、のり類、抹茶、煎茶など
近年まではビタミンD不足解消のためには日光浴が必要と言われてきましたが、実は約10分から15分、手のひらで紫外線を浴びれば十分なのだそうです。
最近よくTVに出演されている、アベニュー六本木&表参道クリニックの澤田彰史副院長がTVでおっしゃってました。
うまく紫外線対策をしながら太陽と付き合っていきたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。